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PACK CHAIR BY JASPER MORRISON 2026年10月30日(金) 11:00発売
Pack Chair 10 / Pack Chair 11
PACK CHAIRは、英国を代表するデザイナー、ジャスパー・モリソンがHAYのために初めて手掛けたチェアです。
椅子の歴史において長く親しまれ、誰もが使える身近な存在であり続けてきたトラットリアチェアを、現代的に再解釈しました。座面はプラスチックと生地張り仕様から選択でき、幅広いカラーを展開しています。
家族が集うキッチンからレストラン、オフィスまで、さまざまな空間で活躍します。私たちは、このプロジェクトが生まれた場所、イーストロンドンにあるモリソンのスタジオを訪ねました。
すべては、棚に置かれた小さな模型から始まりました。PACK CHAIRが少しずつ形作られた場所です。スタジオを訪れたHAYの共同創業者で家具・照明部門のクリエイティブディレクター、ロルフ・ヘイは、その模型に目を留めました。
典型的なフォルムでありながら、ひと目で心を惹かれるものがあったのです。この小さな模型を出発点に、伝統的な木製チェアの価値を工業生産へと落とし込んだチェアが生まれました。
「私たちが手掛ける仕事は、時代に即した独創的なものでなければなりません」とヘイは語ります。「このタイプのチェアについて、もう少し思い切ったことをしようと話していました。これをフラットパックにしたらどうだろう?」 目指したのは、品質やデザインの意図を損なうことなく、ジャスパー・モリソンの数ある作品のなかでも、特に手が届きやすいチェアを生み出すことでした。
Pack Chair 11
Pack Chair 10
Pack Chair 10
Pack Chair 10
Pack Chair 10 / Pack Chair 11
モリソンのほかのデザインと同様、PACK CHAIRも一見するとシンプルです。そこには、彼の代名詞ともいえる「スーパーノーマル」の哲学が表れていますが、そのシンプルな姿の内側には、高度な設計上の工夫が凝らされています。座面と背もたれには、ポストコンシューマーリサイクルポリプロピレンを80%使用し、木材繊維を混ぜることで強度を高めるとともに、表面に繊細で自然な質感をもたせています。オーク無垢材の脚と、オプションで選べる合板の背もたれが、プラスチックのフォルムに自然素材ならではのコントラストを添えています。
フラットパックで届けられるチェアは、組み立て方にも工夫が凝らされています。脚を定位置に固定し、オプションのファブリックカバー*1は座面の縁に設けられた溝にはめ込む仕様です。ユーザー自身が張り職人のように仕上げることで、まるで仕立てたような美しい仕上がりになります。分解やパーツの交換、修理を考慮したデザインで、長く使い続けられるようにつくられています。
親しみのあるフォルムと、細部まで行き届いたデザイン。PACK CHAIRは、よく見るほど、そして実際に触れて使うほど、新たな魅力が見えてくるチェアです。
*1:ファブリックカバー付き仕様はPack Chair 11
Pack Chair 10 / Annex Round Table / Apollo Portable
ジャスパー・モリソンは1959年ロンドン生まれ。幅広い分野で活躍する、世界を代表するインダストリアルデザイナーです。
キングストン・ポリテクニック、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート、ベルリン芸術学校(HdK)でデザインを学びました。卒業後、1986年にロンドンで「オフィス・フォー・デザイン」を設立し、現在も活動を続けています。日常の風景に自然に溶け込むものを追求し、世界各国の企業のために、シンプルでありながら個性を感じさせる家具や生活用品を数多くデザインしてきました。
世界各地で数多くの展覧会のキュレーションや出展を行うほか、著書も多数。そのデザインへの功績は高く評価され、ロイヤルデザイナー・フォー・ インダストリーのメンバーに選出されたほか、コンパッソ・ドーロを受賞し、大英帝国勲章(CBE)を授与されています。HAYでは、代表作となるWALL CLOCKとTABLE CLOCK、HAY OUTDOOR MARKET BY JASPER MORRISON SHOP、PACK CHAIRを展開しています。





